魚屋の美味しいお魚レシピ

横浜中央卸売市場の水産仲卸「魚屋勝五郎商店」のブログです。魚を使った簡単で美味しいレシピをアップしていきます。

牡蠣の唐揚げ レシピ

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牡蠣の唐揚げ

▼材料

牡蠣12個、片栗粉、ニンニク1片、生姜適量、醤油大さじ2、酒大さじ1

 

▼作り方

①ボウルに水と片栗粉大さじ1を入れて溶かし、軽くあらった牡蠣を中に入れます。片栗粉のとろみで牡蠣を洗い、ザルにあげて優しく流水で洗います。

②バッドに、ニンニクすりおろし、生姜すりおろし、醤油、酒を入れて、①の牡蠣を入れて30分漬けます。

③揚げ油を180℃に熱し(菜箸を油の中に入れたときに気泡が出てくるくらい)、余分な水分をふき取り片栗粉をまぶした牡蠣を揚げます。

 

※おススメは、2度揚げ。

1度目3分くらい揚げて、3分余熱を通し、2度目1分くらいでカリっと揚げます。

 

生、蒸し、オイル煮、パスタ、クリーム煮、フライなどなどおいしいレシピはたくさんありますが、唐揚げ本当に美味しいです! ぜひ!!

 

 

カルパッチョ レシピ

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真鯛カルパッチョ

このレシピが合うお魚

マダイ、ヒラメ、メバル、イサキ、サワラ、ブリ、アジ、カツオ、マグロ、サーモン など

 

▼材料 2人用

真鯛刺身用冊150g、スプラウトなど(カイワレやメネギ)少々、プチトマト4個

ラディシュ2個、塩少々、にんにく 1/2片

 

▼ドレッシング材料

米酢 大さじ1

レモン 果汁大さじ1

醤油 大さじ2

エクストラバージンオリーブオイル 大さじ3

マスタード 小さじ1

ハチミツ 小さじ1/2

塩少々

 

▼作り方

①お魚を2〜3mmに薄く切ります。

②皿にオリーブオイルを4〜5滴たらし、にんにくの切り口を当ててにんにくでオイルを満遍なくのばして香りをすり込みます。

③その皿に切ったお魚を敷き詰め、軽く塩を振りラップを掛けて冷蔵庫に10〜15分ほど冷やします。

④ボールにドレッシングの材料を全て入れて泡立て器で良く混ぜます。

⑤冷蔵庫からお魚の入った皿を取り出して、ドレッシングをまんべんなく回しかけて、スプラウト、薄くスライスしたラディシュ、半分にカットしたプチトマトを飾りにのせて、コショウを軽く振りかけたら完成です。

 

※飾りは、紅だで・穂紫蘇・水菜など色々とのせても美味しいです。

※時間が無い時や面倒な時には、酢、レモン果汁、醤油の替わりにポン酢大さじ2と少々の水でも代用できます。水は味見をして加減して下さい。

※ドレッシングに柚子胡椒小さじ1を入れると、大人の味わいになり、おすすめです!

 

 

 

 

白身魚のアクアパッツア レシピ

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エボダイのアクアパッツア

このレシピが合うお魚

白身のお魚 鯛、カサゴ、スズキ、メバル、ホウボウ、イサキ、ヒラメ、

サワラ(白身魚はなんでも)

 

▼材料(2人分)

白身切り身         2切れ( 200g)

アサリ(砂抜き)      10個位

プチトマト         8個

にんにく(みじん切り)   1片

ブラックオリーブ(あれば) 6個

オリーブオイル       大さじ2

白ワイン          80cc

イタリアンパセリ      少々

ローリエ(あれば)     1枚

塩             少々

 

▼準備
お魚は軽く塩をして10分おいてから、水洗いしてキッチンペーパーで水気を良く拭き取ります。

 

▼作り方

①フライパンにオリーブオイル、にんにく、ブラックオリーブを入れて弱火で炒め、にんにくが軽く色づいたら、魚の皮目から入れて中火にして両面を焼き色がつくまで焼きます。
※後で煮るので完全に火が通らなくても問題ありません。

 

②魚に焼き色が付いたら、アサリ、プチトマト、白ワイン、ローリエを入れて沸騰したら蓋をして、中火の弱火で7〜8分くらい煮込み、味見をして塩で整えたら出来上がりです。

 

イタリアンパセリが無ければ普通のパセリのみじん切り・水菜・三つ葉で代用できます。

ドライトマトがあれば1〜2個水で戻して荒みじん切りして入れるとよりお店のような味になります。

 

 

大きな魚は切り身でも、小さなタイ・ホウボウ・カサゴ・イサキなどは、一尾そのままで、ウロコと内臓、エラを取り出し、同じ工程で煮込んだら、(時間15分くらい)お店みたいに豪華な1品になります!

 

 

 

 

鰆の唐揚げ ~香味ソース~ レシピ

 

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鰆の唐揚げ ~香味ソース~

▼材料

鰆の切り身 2切200g 、塩・胡椒少々、片栗粉少々、油 適量

 

<香味ソース>

長ネギ5cm、にんにく1/2かけ、生姜1かけ、醤油大さじ2、水大さじ2

砂糖2つまみ、ごま油大さじ1/2

 

▼作り方

①さわらの両面に塩をふり、10分ほどおき水洗いしてキッチンペーパーで水分を拭き取ります。※塩をふる事で余分水分と臭みが取れて旨味がましますので手間ですが忘れずにやりましょう。

 

②長ネギ、にんにく、生姜をみじん切りしてボールに入れて調味料を全て入れて良くかき混ぜて香味ソースを作ります。さわらの下処理中の待つ時間で作れますね。

 ※フードプロセッサーやぶんぶんチョッパーでやると時短で便利です。

 

③さわらの骨がある場合には骨にそって半分に切り骨を取り除き一口大に切り塩、胡椒をつけます。

 

④サワラに片栗粉をまぶして余分な粉を落として170°の熱した油で揚げてうっすらきつね色になったら取り出し、香味ソースをかけたら出来上がりです。

 ※パプリカ等を素揚げして彩りに飾ると見た目が良くなります。

 

サワラは肉厚で新鮮な物がおすすめです。

市販品の香味ソースや、油淋鶏の素を味を少し水で薄めて使ってた手抜きソースでも、美味しいですよ。

カレーパウダーでカレー風味、キムチを乗せて韓国風など色々と楽しめます。

ぜひ!

 

▼こちらは、小さなお子様向けに

下処理は同様に、下味に塩を薄くふって、片栗粉をまぶしただけの唐揚げです。

まだ、生のニンニクや生姜が「辛い」と感じるお子様には、大人と別で取り分けて揚げるとよいと思います。

 

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鰆の唐揚げ

 

お魚の煮付け レシピ

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真鯛の煮付け(つや煮)

このレシピが合うお魚

白身のお魚 マダイ、ホウボウ、イサキなど

ブリ、サワラ、キンメダイなど脂が多い魚は、醤油とみりんを多めに

 

▼材料(4人分;真鯛の場合)

鯛の三枚おろし2枚、一緒に煮たいお野菜適量、針生姜や小口ねぎや木の芽など

酒1.5カップ

醤油大さじ2

砂糖大さじ1

みりん大さじ1

塩小さじ1

水1.5カップ

 

▼準備

鯛は塩をふって20分おいてから、熱湯にさっと通して冷水に入れ、霜降りをして小さいうろこを取り、水気をよく拭きます。

味がしみ込みやすいように、表と裏に十字、もしくは三本斜めの切込みを入れます。

 

▼作り方

①一緒に煮たい野菜の下ごしらえをします。

②鍋に、水・酒・砂糖・醤油と野菜を入れて火にかけて沸騰したら、魚を入れて、強火に近い火加減で落し蓋をして、中火で8分煮ます。

③煮汁が少なくなってきたら、みりんを入れて汁をからませながら照りを出したら、一旦火をとめて、30分ぐらい味を染み込ませます。

④いただく時に、再度あたためて、魚を一度取り出し、器に盛りつけます。残った煮汁をとろみが出るまで煮詰めて、上にかけて完成です。

 

★ カレイの煮付け(2切れ)

①湯引きの下処理と切込みを入れたら、鍋に、みりんと水50cc、日本酒30cc、砂糖大さじ1と1/2~2、を入れて沸騰させ、カレイを白い皮目を下にして、鍋に入れます。

②落し蓋をして7~8分中火で煮たら、蓋を取り、強火で1分~1分半程度、煮汁をスプーンで賭けならら、照りをだします。

③魚を鍋から取り出しお皿に盛りつけてから、煮詰めた煮汁を上からまわしかけます。

④白髪ネギ、針生姜など、お好みで載せて、完成です。

 

 

お魚フライ

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お魚ミックスフライ(あじ・さば・鯛)

▼材料

余ったお魚 なんでも

薄力粉適量、溶き卵1個、パン粉適量(※粗めがおすすめ)、塩・胡椒適量

 

▼作り方

①お魚の骨を出来る限り取り除き、一口大にカットしたら、余分な水分をふき取り、塩コショウします。

②お魚に小麦粉をまぶし、余分な小麦粉を落としたら、溶き卵にくぐらせ、パン粉を押し付けずに均一に付けます。

③180℃の油でカラッと揚げて、完成です。

 

※油の温度が下がらないように、魚を入れる量は油の量の1/3〜半分迄、少量を少しずつ揚げるのが、ふわふわサックリと揚げるポイントです。

 

お刺身に飽きたり、お魚が多くて残った時など、2日目のレシピに最適です。

お子様にも喜んで頂ける人気メニューです。ビールにもよく合いますよ!

ぜひ!

 

かつお 酒盗焼き レシピ

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かつお酒盗焼き

▼材料

かつお (刺身の柵の残りや、脂が乗っている腹身など)

酒盗大さじ1,酒大さじ2(お魚の量に合わせて増やしてください)

 

▼作り方

①小鍋に酒盗と酒を入れて火にかけ、酒盗が溶けたら火からおろし、冷ましておきます。

かつおは、食べやすい大きさにカットして、①の酒盗に30分程度漬けておきます。

③魚焼きグリルで焼いて、完成です。

※焦げやすいので、途中で様子を見て、焦げそうな部分があれば、そこにアルミホイルをかぶせて焼くと、焦げません。

 

カツオは、春(3月~5月頃)と秋(9月~11月頃)の年に2回旬がありますね。

春は脂少なめでさっぱり、秋は脂が乗っていてこってりとした味わいを楽しめます。

スーパーなどでもよく見かける身近なお魚ですが、やはり鮮度が重要です。

新鮮なカツオは、本当に美味しいです。ぜひ!